試食販売員が身につけておきたい!ちょっと困ったお客さまへの「対応テク」

こんにちは、ジョビアフードブログ担当です

きのうの夕方、バスのなかでちょっとした会話に癒されました

前の席に親子(ちいさな男の子とお母さん)が座っていたのですが、男の子はお母さんの言うことの、いちいち逆の返事をするのです

「おなかすいた?」と聞かれると「…す、すいてないもん

「だったら今夜はハンバーグなしね」と言われると「家に帰ったらすくもん!」という調子

でも生意気な感じではなく、かわいらしい感じだったからクスクスきて、なんだかとても癒されたんですよね…

男の子はきっと、おいしいハンバーグをほおばったことでしょう(笑

さて、そんな返事もちいさなこどもだとかわいらしいものですが、おとなが言うとかわいげがないどころか、戸惑ったり困ってしまうもの…

そこで今回は、試食販売員が出会いがちなちょっと困ったお客さまへの、かしこい対応についてのお話です

■困ったお客さま1「否定、批判をするお客さま

試食販売をしているときに&hellip

「そんなのおいしくないんじゃないの?

「俺はそのメーカーは嫌いだね。ずっと○○(ライバルメーカー名)を買ってるから!

などと、否定や批判をするお客さまがまれにいらっしゃいます

アドバイスだったらありがたいものですが、思い込みだったり単なる好き嫌いだったりすると対応に困ってしまいますよね

そういったお客さまにいちばんしてはいけないのが

「いえ、おいしいですよ

「そんなことはありません

といった否定するような返事、なぜならお客さまはますます逆、逆のことを言ったり(それこそバスの男の子のように…)、感情的になってしまう場合もあるからです。

お店にいらっしゃる人はすべて大事なお客さまです

いろいろな人がいますし、好みや考えもいろいろですから、分け隔てのない態度で接しつつ「そうですか」「なるほど」など肯定も否定もしない返事で「受け止める」ことが大事です

■困ったお客さま2「試食も購入もせず長居するお客さま

ふしぎなもので、否定的なことを言ったり、試食した反応が微妙だったりするお客さまに限ってその場に長居しがち…

でもほかのお客さまはどんどんいらっしゃいますから、試食や接客がしづらかったり、ちょっぴり疲れてしまったりしますよね

ここでひとつ、よい方法があります

通りかかるお客さまにより積極的にお声がけをして、どんどん試食をしていただきます

声だしもして、お客さまをとにかく呼び込んで多忙にし、試食の反応がよいお客さまや購入してくださったお客さまには、とびっきりの笑顔と愛嬌で

「とてもうれしいです!

「ありがとうございます!

と対応していれば、さほど気にならなくなります。

それだけではありません、目的もなく長居をするお客さまはだんだん居づらくなり…

ふと気づいたら場を後にしていたりしますよ。

いかがでしたか?

試食販売員はいろんな場所で、いろんなお客さまに接します

なかには対応に困るお客さまもいらっしゃいますが、感情的になることとサービス精神を失くすことは絶対厳禁ということをお伝えするためのお話でした

いろんなお客さまに接することで、販売力だけでなく「人間力」が高まるのも、試食販売のお仕事のすてきなところ

明るく元気に、がんばりましょうね!

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