「買わされる」ではなく「買いたい」と思われるアパレル販売員になるには?

こんにちは、ジョビアアパレルブログ担当です

休日の散歩中…

感じのよい雑貨屋さんを発見、ふらりと入ってみました

店内もディスプレイも商品もおしゃれですてき

…なのですが、販売員さんはぴったりマークモード(笑

手にとる商品、手にとる商品すかさずていねいに説明をしてくれるのですが、素材やこだわりよりも「このクオリティでこのお値段はお得です」というお得アピールや、「そちらはすべて一点ものでして。後日買いにいらして、売り切れでがっかりするお客さまが多いんですよ」といったレアアピールに加えプッシュがつよく、正直ゆっくり見ることができませんでした

買わずに出ずらい雰囲気だったので、マスキングテープを1つ買って出てきましたが&hellip

残念ながら、ふらりと行くことはもうないような気がします

みなさんもプライベートで、似た経験があるのでは

じつは…

一生懸命な人、接客に自信がある人ほど、この雑貨店の販売員さんのように 、

(買わされる?

(買わないと気まずい…

という雰囲気を、お客さまに抱かせやすかったりするのです。

今回は、お客さまにそう思われない、思わせないための接客トークのコツについてお話します

■「何をお探しですか?」よりも(何をお探しなのかな?)を大切に

「いらっしゃいませ」のあとに続けがちな、

「きょうは何をお探しですか?」という接客フレーズ。

じつは、お客さまに警戒されやすい場合があります

なぜなら、探しているものを答えたら&hellip

・いろんな商品をもってこられる

・ほかの商品が見れなくな

・何も買わずに出たら気まずくな

と、心配してしまうお客さまも多いから

また、「何を探しているのか」と聞かれ、「はい、○○を探しています」と即答できる人は少ないものです

あなた自身、プライベートでお店に入り、同じ質問をされたとして目的や欲しいものを即答できるでしょうか

なかなか難しかったり、とくにこれといった理由なくたまたま入ってみただけだったりもしますよね

ここはひとつ、「何をお探しですか?」のフレーズを封印してみましょう!

といっても、接客をしないということではありません

お客さまが何を探しているのか?ということを行動や表情から「探る」「分析する」のです

■ゴールデンフレーズは「もしかして…○○をお探しですか?

お客さまの視線、しぐさ、表情などをさりげなくかつしっかりと観察すると、どんどん目的や好みがわかってきます

しかし、「わかった」という前提で強気な接客をしてしまうと、

(買わされる)

(断りにくくなる)

と、警戒されてしまい、結局「ふりだし」に戻ってしまいます

ここで

とっておきのフレーズをこっそり教えましょう

そのフレーズは

「○○をお探しですか?」

です

お客さまに関心をもち、キラキラとした目で自然な笑顔で、

例えば 、

(もしかして…いま履いているスカートに合うニットをお探しなのでは?

といったじぶんの分析を、お客さまにあえて疑問系で伝えるのです

もし当たっていれば、お客さは(理解してもらえている)とうれしくなります。

違っていても、「ニットじゃなくて、カットソーなんですよねー」と答えやすくなります

いずれにせよ、「何をお探しですか?」と直球で聞かれるよりは打ちやすい、捕りやすいボールになることで会話のキャッチボールがはずみやすくなります

いかがでしたか

お客さまにストレスを与えずペースやきもちを第一にお買いものをしていただくことが、やはりいちばん大事なのですね。

それを無視しがちな販売員は「買わせる」販売員と思われてしまいます。

大切にできる販売員は…

(この人から買いたい!)(この人にまた会いたい!)と思ってもらえる販売員になれますよ。

一覧へ戻る