食品のパッケージには、賞味期限や消費期限の他にも大事なことが書かれています。
そのうちの1つがアレルギー表示です。

■近年、乳幼児から成人に至るまで、特定の食物が原因でアレルギー症状を起こす人が増えています。
■容器包装された加工食品では
 商品の表示により、食品中のアレルギーを起こす原因物質に関する正確な情報の提供は食品メーカー・小売店では重要です。

▼現行のアレルギー表示の内容(2026年3月現在)
■【特定原材料】8品目
「そば、落花生、くるみ、乳成分、卵、小麦、かに、海老」

■【アレルギー表示推奨商品】 特定原材料に準じるもの:20品目
「あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、アーモンド、マカダミアナッツ、カシュナッツ」

▼2026年4月から食品表示基準(アレルギー表示の変更)が改正され、
「特定原材料アレルギー8品目」は「カシューナッツ」が追加され、特定原材料アレルギーは9品目になりました。
■【特定原材料】9品目
「そば、落花生、くるみ、乳成分、卵、小麦、かに、海老、カシューナッツ

特定原材料に準ずるアレルギー物質は「ピスタチオ」が追加され20品目になりました。
【特定原材料に準ずるアレルギー物質】
「あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、アーモンド、マカダミアナッツ、ピスタチオ」 (20品目)

■【2026年4月食品表示基準改正】
※経過措置期間は2年間で、2028年3月31日迄です。
経過措置とは、新しい制度や法律が施行された際に、旧制度の一部を一定期間残すなどの猶予的な対応の事です。
これにより、事業者や関係者は新制度への順応やシステム改修などを計画的に行うことができます。

■販売員の皆様は小売店・食品メーカーのアレルギー対応基準の表示に注視して、
お客様に販売商品の正確なアレルギー物質内容をご説明できるように熟知しておきましょう!

食品衛生フードプラスワン
食品衛生コンサルタント 堀越和彦先生 監修
食品販売スタッフのための食品衛生コラムです。

堀越和彦先生のご経歴

大手百貨店で45年間、食品関連の営業・企画・仕入 れ・品質管理業務に従事。現在では、商品MDの企画・バイイング 、現場意識を重視した営業支援 、そして、食品衛生管理面のリスクマネジメント指導など、幅広く活動されている。

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