当たり前のレベルが世界を分ける ーフィギュアスケートと経営ー

写真は、1992年頃にロシアに滞在していた時に集めていたピンバッジです。
スポーツ大会や都市の記念バッジなどですが、見るたびに当時の練習の日々を思い出します。

ちょうどその頃は、ソビエト連邦が崩壊した直後の時代でした。
社会全体が大きく変わる中でも、スポーツの現場では変わらないものがありました。

それは、基礎に対する徹底した姿勢です。

ジャンプの前にスケーティング。
難しい技の前に姿勢や身体の使い方。

一見すると地味に見える基本練習を、驚くほど厳しく、そして丁寧に繰り返していました。

今回のオリンピックではロシアの選手たちの姿を見ることがありませんでした。
しかし、ほぼ同時期にロシア国内では選手権が開催されており、若い選手たちが素晴らしい演技を披露しています。

いずれ彼らが再び世界の舞台に戻ってきたとき、フィギュアスケートの勢力図はまた変わるのではないかと感じています。

そこで思い出すのが、「当たり前」のレベルの違いです。

ある国では特別な努力とされることが、別の国ではごく当たり前の基準になっている。
その積み重ねが、やがて大きな差となって表れてくるのだと思います。

これはスポーツだけではなく、経営にも通じることではないでしょうか。

企業にもそれぞれ「当たり前」があります。
挨拶、準備、時間の使い方、仕事への向き合い方。

日々の仕事の中にある小さな習慣ですが、その「当たり前」のレベルが高い組織ほど、結果として強くなっていきます。

特別なことをする前に、まずは当たり前を磨くこと。
そして、その基準を少しずつ引き上げていくこと。

フィギュアスケートの世界で学んだこの感覚は、今の経営にも深く通じています。

華やかな結果の裏には、必ず基礎の積み重ねがあります。

企業としても、日々の「当たり前」の質を高めながら、これからも一歩一歩歩んでいきたいと思います。

このブログの著者
株式会社ジョビア
代表取締役社長 吉備カヨ
人材サービス・販売職の働き方や経営について発信しています。

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