ノロウイルス感染を防ぎましょう

今年もノロウイルス感染の食品事故が報告されています。
ノロウイルスの特徴を踏まえ、食中毒・感染症に備えましょう。

≪特徴≫
●大きさは細菌の1/30~1/100程度と非常に小さい
●感染者の便や嘔吐物中に大量に存在する
●感染しても症状が出ない場合(不顕性感染)がある
●環境中で長期間感染性を維持し、不活化されにくい
●感染力が強く、少量(10~100個)で感染・発病する

ノロウイルスの原因食品

・二枚貝(カキ・アサリ・ハマグリ等)の生又は加熱不足での喫食
・人などを介して二次汚染された食品からの汚染
・家族の糞便や嘔吐物を介しての感染

≪特徴≫
・少量(100個程度)で感染し、発症する。
・熱に弱く、殺菌剤(アルコール等)には抵抗性を示す。
・年間を通して発生する(冬季に多い)。
・人から人へ感染する。
・感染者の便や嘔吐物中に大量に存在する。
・感染しても症状が出ない場合(不顕性感染)がある。

ノロウイルス感染を防ぐには!

ノロウイルスの特徴を踏まえ、以下の対策で食中毒・感染症に備えましょう。

≪対策≫
①手指に付着したノロウイルスを、しっかり洗い流すことが肝心です。
 トイレ使用後や嘔吐物の処理後は「2度手洗い」を徹底する。
②ノロウイルス汚染が起こりやすいトイレや人の手が触れる箇所は清潔に保つ
③嘔吐物や糞便の処理は、すばやく適切な初期対応が重要。
④健康管理の取り組みが重要です。体調不良時には必ず責任者に報告をし、その判断を仰ぐ。
⑤二枚貝の生食を避け、加熱して摂食する。(85℃で1分以上)。
⑥試食品等の器具類は清潔に管理して、アルコール消毒を徹底する。
⑦調理時、試食は使い捨て手袋を着用し、作業を行う。

※一に手洗い、二にも手洗い、三に普段からの健康に留意しましょう! 

堀越和彦先生のご経歴

大手百貨店で45年間、食品関連の営業・企画・仕入 れ・品質管理業務に従事。現在では、商品MDの企画・バイイング 、現場意識を重視した営業支援 、そして、食品衛生管理面のリスクマネジメント指導など、幅広く活動されている。

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