売れる販売員がやっている基本テクニック〜トークに自分自身の体験談を入れる

『売れる販売員がやっている10の基本テクニック〜トークに自分自身の体験談を入れる』

こんにちは! ジョビアです!

みなさんは日頃、お客様に商品をPRする時にどんな工夫をされていますか?

商品をPRしようとすると、つい商品の良さや買うメリットなどを話してしまいがちです。しかし、それではお客様の心を動かすことは難しいでしょう。お客様の中にはそれを「売り込みされている」と勘違いして、気分を害される方もいらっしゃいます。では、いったいどのように商品をPRすれば、売り込み感なくセールストークをすることができるのでしょうか?

今回はそんな時に役立つトークテクニックをご紹介します。

お客様に商品をPRする時には自分の体験をセールストークの中に加えてみましょう。例えば秋の新作カシミアカーディガンであれば「カシミア100%でできたカーディガンです」と商品の特徴などを言うのではなく「こちらは秋の新作カーディガンです。着ると思った以上に軽くて、薄いのに暖かいんです」と自分が商品を実際に着てみた感想をセールストークに加えてみてください。

お客様が「商品を買いたい」と思うのは、その服を使うイメージができた時です。ですから、自分がその洋服を着た感想や体験談を加えることでお客様にとって服を使うイメージがしやすくなります。結果として自然に購買につなげることが出来るのです。

例えば服ではなく食べ物で考えると分かりやすいと思います。想像してみてください。街を歩いていて偶然通りかかったフレッシュジュース屋さんで「高級ハチミツを豊富に使ったジュースなので美味しいですよ」と言われた場合と「甘いのにしつこくない、後味すっきりのジュースなので美味しいですよ」と言われた場合、どちらのトークに惹かれますか? おそらく後者の方が飲んだ時の味のイメージがしやすく、買いたいという気持ちになりやすいと思います。

このように自分で実際に商品を使った感想を一言セールストークに加えてあげるだけで、お客様の心を動かすセールストークをすることができるのです。

商品のPRをする際に、ただその商品の知識を話しているだけではお客様の心を動かすことはできません。やはり自分自身がその商品を実際に使ってみて、または着てみて、その感想や体験談を飾らない言葉で伝えるのが一番効果的なセールストークと言えるのではないでしょうか。

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