主婦感覚で行ったことがクレームになる可能性も! 床に落としたものはそのまま使わない!

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こんにちは! ジョビアです!

接客中に「保冷剤を床に落としてしまった」「完全包装された割り箸を落としてしまった」など商品以外の付属品を床に落としてしまった経験は誰にでもあると思います。

では、その落としてしまったものを「もったいない。商品に直接触れるものではないから使用しても大丈夫だろう」という主婦感覚でついそのまま使ってしまったことはありませんか? 

しかし、中には店員が落とした割り箸や保冷剤をそのまま使う所を目撃してしまい、それがクレームとなってしまうことがあるのです。

落としてしまったものは、基本的には使わない

たとえ保冷剤や完全密封された割り箸で、それが食品自体に触れない付属品だったとしても、一度落としてしまったものを「まぁ大丈夫だろう」とそのまま使ってはいけません。

確かに直接商品に触れるものではないですし、アルコール等で拭けば使っても食品の衛生上問題ないように思えるかもしれません。

しかし、これは食品の衛生上の問題ではなく、あくまでお客様の気持ちの問題なのです。

例えば極端な例ですが、商品の鮮度を保つための保冷剤を店員が誤って生ゴミの入ったゴミ箱に落としてしまい、これを購入者の方が見ていたとしましょう。

店員がこれを取り出し、入念に滅菌処理を施します。

さらに滅菌処理後に科学研究所より「確かにこの保冷剤には菌はいません」と証明を貰ったとします。

そして、それをそのまま食品を保冷するために使ったとしたら、皆さんはどのように感じますか? 

恐らくいくら滅菌処理されていようが、科学研究所より滅菌処理のお墨付きをもらっていようが、一度不衛生な生ゴミのゴミ箱に落とすところを見てしまった以上、それをそのまま使うのは「何だか気持ち悪い」と感じてしまうのが普通だと思います。

これはあくまでも極端な例ですが、生ゴミのゴミ箱が床に変わっただけで、言っていることは同じです。

たとえ衛生的であっても、お客様がそれを「気持ち悪い」と思ってしまえばそれはクレームになってしまうのです。

また、お客様はいつどこでどのような光景を見ているか分かりませんので、床などに落としたものは基本的には使わないように心がけましょう。

いかがでしたか? 

確かに完全包装されている保冷剤や割り箸などは床に落としたとしても現実的には使えるかもしれません。

しかし、あくまで私たちはお客様に「食品を心地よく買ってもらう」ためにいるという事をもう一度考えてみましょう。

そのためには、たとえもったいないと思っても「落としたものは使わない」ということを徹底していきましょう。

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